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アキュテインを個人輸入したい!危険な副作用と体への心配な影響とは?

肌のトラブル別対策
Kjerstin_Michaela / Pixabay
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ニキビといえばすべての女性の大敵。

ひどくなると市販薬どころか

皮膚科の薬でも太刀打ちできなくなり、

途方に暮れることも・・・

もしあなたがひどいニキビでお悩みなら、

「アキュテイン」について耳にしたことがあるかもしれません。

ニキビに対して効果的だけど、

日本では入手が難しい薬。

海外の薬なので、薬局どころか、

皮膚科でもまず手に入らないんですよね。

そこで、今日はアキュテインについての情報をまとめてみました。

・アキュテインの個人輸入はできるのか?

・アキュテインに副作用はないのか?個人輸入したものを使って大丈夫?

といったことを書いていきますので、

ぜひ正しい知識を身に着けていってくださいね。

Contents

ニキビ治療薬「アキュテイン」とは?

アキュテインとは、アメリカなどで

難治性ニキビの治療に使用されている飲み薬です。

日本でも「ニキビへの最終手段」なんて言われているので、

ひどいニキビに悩まされている人の間では有名ですね。

アキュテインというのはスイスの製薬会社が作っている商品名で、

成分は「イソトレチノイン」というものになります。

この成分と同じものを含む商品としては、

アキュテインのほかにも以下のようなものがあります。

・イソトロイン
・アクタン
・アクタネ
・ソトレット
・アムネスティーム
・クララビス
・アクノティン

ニキビへの効果は絶大と言われていますが、

日本では一般的に使われていません。

アキュテインは個人輸入できる?

アキュテインに限らず、

イソトレチノイン成分のニキビ薬は、

個人輸入することができるのが現状です。

個人輸入というと仰々しいですが、

いわゆる「並行輸入」というもので、

使う側からするとネット通販と変わりません。

並行輸入とは、メーカーの正規ルートではなく、

メーカーの商品を購入した第三者が

売りに出しているものを買うこと。

正規ルートではないといっても、

並行輸入自体は違法ではありません。

ただし、メーカーのサポートは得られませんし、

偽物を販売されてしまう危険性がある手段です。

そのため、結論としては、

「アキュテインは個人輸入できてしまう仕組みがあるが、安易に購入しない方がいい」

ということになります。

 

コピー商品を掴まされてしまうと、

違法行為に加担してしまうことになりますし、

人体に対して使用するものに

「偽物」なんて危ないものは選びたくないですよね。

「安価で通販できる!」なんていうサイトも多くありますが、

法的な観点からも、安全性の観点からも避けるべきでしょう。

安全性については、次の項で副作用について解説します。

アキュテインの副作用は?個人輸入のものは使っても大丈夫?

アキュテインは強力な薬なので、

副作用も多く確認されています。

日本におけるアキュテインに対しての認識については、

厚生労働省が、

「アキュテイン(ACCUTANE)

(わが国で未承認の難治性ニキビ治療薬)

に関する注意喚起について」

という文書で発表しています。

この文書内のポイントをまとめると、以下になります。

・アキュテイン及びそのジェネリック医薬品については、

医師の処方せんまたは指示書に基づき

必要な手続きを行うべきです。

個人輸入することはできません。

また、この文書内では、

米国食品医薬品庁が発表している

「アキュテインの患者向け情報」の訳も掲載されています。

これを参考にして副作用についてまとめたものが以下になります。

・難治性のニキビで、他の治療法が有効でない場合の治療に使う。

・重大な副作用を生じることがある。

・妊娠、授乳中、および妊娠を計画中の人は服用してはいけない。胎児の奇形、流産、死産、早産を生じさせることがある。

・鬱、精神病(幻覚、幻聴)、自傷行為、自殺企図などの重大な精神疾患を生じさせることがある。

また、ここに書かれていない副作用として、

・皮膚、口、鼻、眼の粘膜の乾燥。

乾燥による皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイ。

(ほぼ全員に生じる副作用)

・肝機能障害、腎機能障害、中性脂肪やコレステロール、血糖値、尿酸値の上昇

が認められることがわかっています。

この通り、結構怖い副作用があるんですね。。

ニキビの薬で肝機能障害なんて怖すぎます!

正規品を使ってもこんな副作用が起きることがあるんですから、

なおさら個人輸入の品は避けるべきでしょう。

どうしてもアキュテインを使いたい場合はどうすればいい?

副作用が怖いといっても、海外では処方が認められている薬。

どうしても日本で使いたい場合、どうすればいいのでしょうか?

その場合、「アキュテインを処方してくれる皮膚科に行く」

ことで処方してもらえます。

ただし、ほとんどの病院では対応していません。

かなり数は少ないはずです。

「アキュテイン 処方」などで検索して、

対応している皮膚科を探してから行くようにしましょう。

2016年現在、少なくとも東京と大阪にはそれぞれあるようです。

先生の診察に基づいて処方してもらえれば、

以下の点で安心です。

・アキュテイン治療に向いていない症状だった場合、きちんと専門家に判断してもらえる。

・処方後、血液検査などを行うことで、副作用が出ていないかきちんと診察してもらうことができる。

・いつやめるべきか、続けるべきかの判断を仰ぐことができる。

どうでしょうか。使うにしても使わないにしても、

やはり専門家についてもらうというのは安心できますよね。

個人輸入よりお金はかかりますが、

それに見合う価値はあるはずです。

ニキビ治療のために重篤な病気になったりしたら、

と考えると本当に怖いですからね。。。

まとめ

以上、アキュテインについての情報のまとめでした。

アキュテインは、正しく服用しても副作用が出やすい強力な薬です。

個人の判断で購入・服用することは避け、

副作用の経過観察をしてくれる先生のもとで

処方してもらうようにしましょう。

そういった皮膚科はニキビ治療を得意にしているので、

アキュテインを使わない場合や使い終わった後でも、

ニキビ改善のための良いパートナーになってくれるはずですよ!

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